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Thee Michelle Gun Elephant、Last Heaven Tour。大阪と幕張行ってきました。
最終最後、ラスト解散Liveの幕張メッセですが、PAシステムはJBLのVerTechという、おそらく今、世界一音の良いシステムを使っていたのにもかかわらず、音がバリバリ歪んで、低音が人の体で吸われて、ギターとかなり聞こえづらいVo.、各種シンバル・ハイハット以外、全く聞こえない、っつう悲惨な状態でしたねぇ(^^;;ミキサーさんが、ちょうど俺のすぐそばに音を聴きに来て、「うーん、全然合わないなぁ・・・」とひとりごとを呟いてました・・・・
でもねぇ、違うんですよ。そうじゃないんですよ。PAがどうのこうの、照明がどうのこうのじゃないんですよ。
なんて言えばいいんだろう？バンドと観客が作り出す、変なエリート意識なんか存在しない、普通に、みんなが、Rock'n'Rollを思い思いに、個々に楽しんでいる空間とでも言えばいいのかな？喪服着て気合を入れてるやつ、とにかくダイブ＆モッシュで暴れることを楽しみにしてるやつ、俺みたいに客席の一番後ろで偉そうに見てるやつ・・・いろんな奴がいたんだけど、とにかく、その場の空気がものすごく良かったんですよ。変に感傷的じゃなくって、みーんな笑顔で、メンバー個々に分かれゆくTMGEの将来を祝福するっていうか。それを受けて、メンバーも決意を新たにTMGEとしての最後の演奏を全力でPlayして・・・
最後の曲、メジャーデビューシングルの“世界の終わり”が終わった時、普段はコーラスもしない、MCは全くしない、声を聴く機会なんて全く無いギターのアベが「ありがとう」って一言つぶやいた時は涙チョチョ切れでしたねぇ。
俺も一緒に行った友人も、音・曲目・演奏ともに9月23日の大阪市中央体育館のほうがよかった、という結論に到りましたが、“場の空気”という意味では、今回の解散Live以上のものはなかったと思います。(感泣）
