9月末のMusic City Tenjin。はじめての福岡遠征でした。

ちょーど会場に到着したのが13:30、開演30分前でした。しかし、入ってみてビックリ!客入りがと〜っても少ない!!Sheena & The RokketsARBHEATWAVE、あれだけの面子、土曜昼のフリーライブでもこんなものか!と驚いたのですが、開演直前にはけっこうな人だかりになりました。うーん、なんというか、のんびりしてるなぁ(^^;;都会みたいに早く行って良い場所を取ろう!って感じでもなかったようで。

んで、肝心の内容ですが、やっぱシナロケが圧巻でしたねぇ。BATMAN 〜 Rock Is Alright 〜 You Really Got Meのオープニングが凄かった!博多弁(厳密には筑後弁)で「岩田屋(地元資本のデパート)が云々・・・」とかローカルな話題の鮎川のMCで呼び込まれたシーナは強烈だったなぁ。あえて言うけど、50歳近いおばちゃんが銀色のボディコン(死語)の衣装でセクシー悩殺ポーズ決めながら登場したときには、どないしようか思いました。でも、ステージには魔力が渦巻いてるとでもいいましょうか?すっげー色気を感じてしまったあたりが何とも(^^;;

YMOプロデュース時代は50年代アメリカン・アイドル・ガール・ポップスのテクノ・イミテーション・シンガーとして甘い歌声を聴かせたシーナですが、ガラガラの荒くて太い声でシャウトして煽っていく姿はまじ凄かったです。

んで、今回のイベントで感じたのですが、実はARBって、福岡のロックファン(ARBもなんとなく聴いてる、程度のめんたいロックファン)にとっては、「よそ者」であって、「東京のバンド」って認識されてるのかなぁ、と思いました。

どぉーも、いまひとつ、「地元ならでは」って感じがしなかったかなと。。。シナロケもMCで「サンハウスが生まれた・・・ロッカーズが生まれた・・・ルースターズが生まれた・・・モッズが生まれた・・・博多シティ!!」とか言ってて、そこには、意識していたかしていなかったかはともかく、ARBの名前はなかったですねぇ(^^;;まぁ、考えてみれば、ARBの出自は事務所主導のアイドルバンドだったわけで、そこらへん、地元の筋金入りのバンド・ロックファンからすればすこーし違和感があるのかもしれません。

復活一発目のHEATWAVE、「HEATWAVE」の看板を掲げたとはいえ、正直、山口洋&ザ・リスの名前でやってた頃と、実質的な変化はなかったかな(^^;;セットリストもほとんど一緒だったしねぇ(^^;;

でも、やっぱロック・フェスっていいねぇ。俺、まっぴるまからビール飲んで気持ちよくロック・ミュージックに体をゆだねることができました。来年こそはフジロック行きたいなぁ。。。