●2007/02/03 The GrooversHeatwave 神戸 Varit.

  • The Grooversの新作ライヴアルバム先行予約受付兼Heatwaveレコ発プロモーションライヴ。
  • 先攻、Heatwave
  • 細海魚氏欠席のトリオ編成。
  • 池畑潤二氏の叩き出すリズムを基底に、新作のナンバーを即興風に演奏。
  • 演奏がどのように始まって、どのように展開して、どのように着地するか判らないから一瞬たりとも気が抜けない。目が離せない。
  • ドキドキ・ワクワク。
  • まさに、Heatwave of 070203、という感じ。
  • 後攻、The Groovers
  • 毎度おなじみ、鉄壁のロッケンロール・アンサンブル。
  • Heatwaveと完全に対称的。
  • アンコールはThe Groovers山口洋氏のセッション。
  • 曲目はMr. Desire(The Groovers)、Sweet Jane(Lou Reed)、What's So Funny 'Bout Peace, Love And Understanding(Brinsley Schwarz)、明日のために靴を磨こう(Heatwave)。
  • ・・・でも、このセッション、ちょっとばかしいただけなかった。
  • 山口氏、ふざけてまともにギターを弾かないのだ。
  • 藤井一彦氏に「ギター、山口洋!」なんてソロを振られた山口氏。ステージ中央に歩み寄ったかと思えば、突然ビールの一気飲みを始めたりする。
  • 藤井氏が歌っている最中もビール飲んでたり、変な踊りしてたり、わざと外した音でバッキングしてちょっかい出したり・・・
  • そもそも、山口氏がこういう予定調和なアンコール・セッションをかなり嫌っているのは知っている。
  • 山口氏がエレキギターを持って来ていなかったため、藤井氏から借用のGretsch Rock Jet+山口氏が大嫌いな(店備付の)マーシャルのアンプという組み合わせだったから、やり辛い環境だったのもわかる。
  • 恥ずかしい、ってのもあるだろうし、変に真面目な演奏をするよりは、ふざけて遊ぼうってなノリであって悪意が無いのも確かだ。
  • でも、The Grooversは山口氏とセッションするのを前提に選曲・リハーサルしてきたわけで・・・
  • 特に、ラストの“明日のために靴を磨こう”なんて、このためだけにコピーしてきたわけじゃない?
  • 藤井一彦氏以外のメンバーは音楽以外の生業で超多忙な中、わざわざ覚えてきたわけじゃん?
  • それをあのフザケたパフォーマンスで返す、ってのはちょっとどうだろう。