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●“極東戦線異状なし！？”/ Soul Flower Union

ソウルフラワーが放つ2004年のリリース第1弾。LIVE会場＆通販限定発売という触れ込みなのですが、しっかりオビにバーコードが印刷されていました。将来的には小売店にも流通させるつもりなのでしょうか？台所事情についての下衆の勘繰りはともかく、内容的にも非常に充実してて大満足のシングルです。シングルのくせになんと11曲入り(笑)

中川氏曰く、「“LOVE +- ZERO”も“Shalom! Salam!”もJaponesian Balls Foundationも元来シングルを出すつもりで、サービスでCover曲やLive Trackとかつけたら、ネットで『Coverばっかりで手抜き』って書かれた!!(怒)」だそうで、今回もシングルであることをやたら強調。
・・・かなり納得してしまった。

中川氏のインタビューなんかを読んでると、“ELECTRO ASYL BOP”をリリースした後、様々な音楽スタイルごとに新曲をコンパイルしたマキシ・シングルを連発するつもりだったものの、“COSMIC FUTEN SWING”リリースあたりで某公然の秘密カップルが破局、中川氏がソロ活動・Soul Cialist Escapeに転向してマキシ・シングルのリリースがストップした経緯があることがわかるのですが、もしかしたら、今のSoul Flower Unionはその路線をもう一度やりなおそうとしているような気がします。

実際、これからリリースされるであろうLIVEで披露された数々の新曲群は“SCREWBALL COMEDY”あたりのサウンドを基調としつつも曲調的には非常にバラエティに富んでいるように感じました。あとはバジェット（予算）なんかの生臭い問題なんだろうなー。今回のシングル、中川氏の創作意欲を止めないためにも皆様、御家族友人親戚隣三軒お誘いあわせの上、是非ともお買い上げのほどをお願いしたいものです。

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